2018年02月14日

僧侶の遊び心から作られた、たぬき汁

題名からしてなんだろう?と思いますが、
精進料理では「たぬき汁」と言う料理があります。
昔はたぬきを在家では食べられていましたが、
精進料理では、
ナマグサの物は禁忌なので、
「コンニャク」をたぬきの代わりに使いました。

江戸時代、徳川綱吉時代の料理書では、
コンニャクがすでにたぬきの肉の代わりに登場してしています。
『ゆでて、たたいて、つみ切って、鍋に入れてすればよい』
とてもかわいそうな感じですが、
コンニャクの話なので、大丈夫。

今回、このコンニャクはデパートで購入のものなので、
しっかり作られたものです。

コンニャクは箸でつついて、つつき、ちぎりました。
表面積が増え、味がしみやすくなります。
そして喉につまりません。
材料.jpg

ごぼうのささがき、しいたけ、こんにゃくを炒め、出汁に入れます。
そして、さつまいもの団子を素揚げにしたものを加えて
みそで味つけ。
いただく時は七味唐辛子を少しかけます。
たぬき汁.jpg
江戸時代の僧侶の遊び心からできた料理とも
本には書かれています。
そして、寒い日にいただく温かい汁とも書かれています。

ご馳走様です。

posted by 寺庵 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 寺庵 和の料理