大晦日

この一年も駆け足で過ごしたように思います。

仏様の世界では、一回の瞬きが百年と言われています。

あっと過ぎた時間の中で、今年も精進料理を通して
いろいろな人と出会いました。

そしていろいろな方に助けていただいたと思います。
たいへんありがたく、深く感謝をいたします。

来年は、今年よりちょっと速く駆け足をしそうです。
転ばぬようにがんばります。

どうぞよろしくお願いをいたします。

おせち作り2

毎年30日はおせち作りの日です。

まだ途中ですが。

おせち1

おせち料理の第一歩です。

黒豆の下ごしらえ。

シワができでも、

大丈夫、長寿のしるし。

シワができないと

いつまでも若々しいと。

料理家の先生がおしゃられていました。

自分で作る時の心構え、

その時の出来具合で

どちらを言っても良いと思いました。

スイスからチョコレート

遠い国から届いた

チョコレートとカードです。

一度レッスンにお越しいただいた生徒さんからです。

思ってもみなかったことで、

とても嬉しく思います。

メールもいただきスイスでも精進料理を作っていらしゃるとのこと。

精進料理の種がスイスでも芽を出した気がします。

スイスの観光地がいろいろと載っています。

遠いスイスに想いを馳せながらチョコレートをいただいています。

ご馳走さまです。

師走の精進料理

今日は木枯しと言うより

強風の吹き荒れる一日でした。

草津では大雪の予報も頷けます。

今年最後の精進料理は、

お腹の中から温まる蒸しものと、

ちょっとボリュームのある汁物です。

ご飯も炊き込みご飯。

忙しい時、寒い時にピッタリの精進料理です。

“ごま”かせない胡麻豆腐

今月も残すところ数日です。
12月は必ずこの胡麻豆腐を作ります。

初めて作る生徒さんは
時間をかけ胡麻をするので
胡麻の状態の変化に驚いていらっしゃいました。

胡麻豆腐は作り方は簡単ですが、
一つひとつ時間がかかります。
その中で感じることもたくさんあります。

「胡麻はいろいろな顔があるのですね。」

「胡麻豆腐は、ごまかしがきかない！」
この最後の一言に、思わず笑ってしまいました。

曙大豆２

山梨県身延町の在来種の大豆です。
この町のご出身の方からいただきました。
粒が通常のものより大きく形も丸みがきれいです、

さっそく一晩水につけて翌朝ゆでました。

大豆の甘みを感じます。
サラダに入れても、そのまま食べても
おいしい思いました。

大豆の時期ではないのですが、
来年の春には身延町まで行って見ようと思います。
おいしい空気と水に触れたいからです。
きっとおいしいお味噌もあるでしょう！

温かい精進料理

冬になると温かい料理でおもてなしをしたいと思います。

今回は豆腐を揚げてから

蒸してあんをかけます。

一手間かけていますので

お腹のなかから温まります。

れんこんのすり揚げは

加賀野菜を使うでもっちりとしています。

今日も美味しくできました。

曙大豆

曙大豆は山梨県身延町で

栽培している大豆です。

収穫量が少なく主に贈答用に

桐箱に入る枝豆です。

ゆでるととても甘いので

そのままゆでて食べても

十分においしいそうです。

精進揚げ

今回の精進料理はお檀家さんより
ご依頼をいただきました。

とくにおいしいと言っていただいたのは、
揚げ里芋のみそ和えです。

そして精進天ぷら。衣が薄くつき
きれいに揚がっているとのご感想です。

心をこめて作らせていただきました。

加賀野菜

毎年12月は加賀野菜を購入しています。

近江町市場で数年前に

加賀野菜に出会いました。

この土地は日本海の空気や水で育まれた

みずみずしい野菜です。

京野菜に近い野菜にような気がします。

源助大根、金沢シュンギク、加賀れんこん、

五郎島金時、加賀のくわい、金沢大根、

能登のきのこなどを送ってもらいました。

年末年始に使う野菜です。

出来上がりが楽しみ、うれしい！

年の瀬

あと数日で今年も終わりになります。
お掃除は少しずつしていますが、
今日はおすす払いならぬ
ほこり取りを行いました。


お軸も今の心境を表してしています。

「歳月人を待たず」

茶碗も来年の干支にちなんだものに変えなければと思いつつ、
この亥のお茶碗はとてもかわいくて
しばらくこのままにしようかと思います。

きんかん

きんかん
きんかんが店先に出回ると、
お正月料理の用意が始まります。

写真のきんかんのつぶつぶした部分は
香りの成分なので
切ったり、つぶしたりすると香りが空中にまいます。

きんかんの濃いオレンジ色の小さい丸い形がかわいいのですが、
酸味があるので風邪や咳にも良いと昔から言われています。

実際に、ビタミンCやプロビタミンAが多いので
漢方薬にも登場しているのは納得がいきます。

八つ頭の煮物

昨日の記事の八つ頭を

煮物でいただきました。

一つを40グラムほどに切り、

下ゆでしてから味付けです。

ポイントはサシスセソの順番です。

出来上がりは上々！

美味しい！

八つ頭（やつがしら）

さといもの種類で
一つひとつの塊が
八つの頭に似ていることからこの名前がついたと言われています。。

でんぷん質が多く含まれ、
味も良いのでおせち料理料理に使います。

とにかく形がユニークですね！

れんこんのお話2

今日は築地の市場で面白いれんこんを見つけました。

友弘(ともひろ)れんこんです。

紅色をしています。

日本では一箇所だけの栽培だそうです。

紅色色が酢できれいにもっと発色すると聞いてます。

もちろん購入しました。

白いれんこんと一緒に酢ばすにする予定です。

れんこん 2種

この時期のれんこんは大きくてりっぱなものが出まわります。

だいたい一節450gぐらいのものです。

今回は酢のもの二種類作りました。

れんこんの梅和え

れんこんを甘酢で炒り、

梅干しの果肉で和えます。

れんこんの柚子酢

甘酢に柚子の果汁と皮を加えます。

どちらも保存が可能なので

大きいれんこんんもすぐ食べられます。

庭のみかん

庭で収穫したミカンです。

正確に言えばレモンとのかけあわせです。

昔夏ミカンの木があり、

蝶々が卵を産みに来ていました。

庭の造作を変えた時に、

その夏ミカンの木を撤去しました。

それでも蝶々の来る季節になると

卵を産むためにヒラリヒラリと

蝶はやって来ました。

数年前に小さな苗木を買って

同じ場所に植えました。

今では以前と同じように、

毎年蝶が卵を産み、

サナギから蝶になっています。

以前の夏ミカンほど立派ではないのですが、

蝶々のおかげで収穫できたレモンミカンです。

食用ではなくお風呂に入れています。

庭のみかん

庭で収穫したミカンです。

正確に言えばレモンとのかけあわせです。

昔夏ミカンの木があり、

蝶々が卵を産みに来ていました。

庭の造作を変えた時に、

その夏ミカンの木を撤去しました。

それでも蝶々の来る季節になると

卵を産むためにヒラリヒラリと

蝶はやって来ました。

数年前に小さな苗木を買って

同じ場所に植えました。

今では以前と同じように、

毎年蝶が卵を産み、

サナギから蝶になっています。

以前の夏ミカンほど立派ではないのですが、

蝶々のおかげで収穫できたレモンミカンです。

食用ではなくお風呂に入れています。

冬のたたずまい、常國寺の庭

今年の台風に荒らされた庭ですが、
ようやく紅葉も終わりに近づいています。



昨日の小春日和の日中から
夜には木枯らしが吹きつけて、
紅葉や藤の葉もほとんどなくなってしまいました。
今朝のお掃除のたいへんなこと！

ホトトギスやツバキの花はきれいに咲いています。


思わず「寒かったね。」と声をかけました。