道明寺と江戸向島の桜もち

桜のお菓子と言えば
桜もち。
今日は皮が2種類の桜もちを作りました。
あんは「こしあん」です。

一つは道明寺の桜もち。道明寺はもち米を水に浸け、
乾燥後にくだきます。
それを蒸して作ります。
食紅で赤く色づけします。
食感がモチモチしておいしいですよ。

一方の江戸向島の桜もちは
小麦粉を使っています。
口当たりをなめらかにして作ります。
これをクレープのよう焼いてから
あんをくるみます。

どちらもおいしいお菓子です。
お店で購入の時はいつも迷うのですが、
こうやって二種類作るとどちらも食べることができます。
でも食べ過ぎかしら？

春と少し前の季節の精進料理。

今日は少し寒さが残る東京です。

蒸しものと
春の和えものを作りました。


汁ものは、竹の子と木の芽が入ります。

そしてぼた餅も。

精進料理は春ですね。
ご馳走様です。

桜を想う

今日の気温は雪がやむまで5度も届いていません。
外の風景は下の写真のように屋根に雪が積もっています。

この季節は桜便りが多く寄せられますが、
寺庵にいただいた写真をお借りし、
桜を想います。
見事なしだれ桜です。



今まで見たことがない桜です。
樹齢何年でしょうか。

4月19日の常國寺落語会は、日延べいたします。

落語会は新型コロナウイルスの感染拡大の予防ため
日延べいたします。

安全になりましたら
鈴々舎馬桜師匠とご相談させていただきまして、
改めてご連絡いたします。

お問い合わせをいただいた皆さまには
大変申し訳なく思います。

演目は
「火焔太鼓」です。
その時代のお金についても触れ、
楽しい落語会を開催いたします。

皆さま、時節柄お身体をご自愛いただきながら
お過ごしください。

桜の花

今日の精進料理には
桜の花がたくさん入っています。



桜豆腐

かぶの五色なます桜入り、
そして道明寺の桜もち、
桜の香りがたつ食事となりました。
これで精進料理も桜も満開です。

チュウリープ

屋上のチュウリップが咲きました。

昨年から植えっぱなしですが

今年もきれいに咲きました。

屋上の庭園とまでは行きませんが、

とにかくかわいらしい花です。

温暖ですね。

五色団子のお供え

今日は父の祥月命日です。
亡くなったころも桜が満開でした。
ちょうど2年前と同じ
赤坂の桜坂は八部咲きです。

お供えには五色団子を作りました。

なぜ五色かと言うと、
お釈迦様の象徴と崇められる仏旗の色が五色だからです。
紫はお釈迦様の頭髪の色、
白は歯、赤は血液、黄色は身体、緑は袈裟を表しています。

紫色はかたくりの花から色を出しました。

あまりはっきりとは出ない色ですが、
春の花から作ることができてうれしかったです。
甘さも控えめなので
父も喜んでもらえたと思います。

ご馳走様です。

精進料理と懐石料理

精進料理と懐石料理は
共通点や違うところもあり、
和の食文化を考えるきっかけにもなります。

懐石料理は
「温石で腹を暖めると同じ程度に
　腹中を暖め、空腹をしのぐ粗末な食べものの意。
　茶の湯で茶を出す前に出す簡単な食事」広辞苑より抜粋

精進料理は
仏教とともに伝来した修行僧の簡素な食事です。
仏教の戒律の一つ、不殺生戒の教えに基づき、
肉や魚は使いません。
修行僧の食事から長い年月とともに、
今では法事や寺の行事の時に振る舞われる食事にもなっています。
さて今回の精進料理は、

グリンピースご飯に、

桜豆腐、

菜の花の辛子和え、
れんこんのきんぴら、かぶのなます、

白いんげんの甘煮、きゅうりの漬けもの、みそ汁です。
ご馳走様です。

かたくりの花

この時期の築地場外市場は目が離せません。
全国から山野草の入荷があり、
日追って違うものが入ります。

今日はかたくりの花です。

きれいな紫色の花、
何となくはかない感じがあります。

花と茎は別にゆでます。
花は湯に酢を少しれてさっとゆでます。
きれいな紫になります。その色をいかしたものを作ります。
茎はお浸しです。

田せりの白和え

田せりを使った白和えです。

香りを大切にするために
サッとゆで、白和えのあえ衣で和えます。
隠し味はたまりしょうゆを少し加えました。

空豆を食べる。

今年初めての空豆。

鹿児島産。

ちょっと早いけれど

塩ゆで。

初夏を感じて、おいしい！

お彼岸のお中日

今日はお彼岸のお中日、
精進料理をお供えしました。

お供え、
春の精進ちらし寿司です。




わさび菜のお浸し

蕗と油揚げの煮びたし

きゅうりの梅和え


わさび菜のお浸しはツンと香りが
鼻に抜けていきます。
この時期にしかいただけない一品です。
ご馳走様です。

道具街の合羽橋。

今日は午後3時過ぎに
調理道具街の合羽橋に行きました。
探しものは見つかりませんでしたが、
面白い看板やさんを見つけました。

帰りに乾物問屋萬藤に行きました。
乾物とちょっとした休憩所があり、
そこで半田そうめんとごま豆腐をいただきました。

小ぶりの器のそうめんなので
小腹が空いた私にはちょど良いくらいの量です。
友人はゆず茶を頼んでいましたが。。。

桜の便り

愛宕山のNHK放送博物館前の桜です。

染井吉野ではないのですが、満開。
NHK1桜.msg
何と良いお天気！

お彼岸の入り 精進料理

今日から春彼岸です。

暑さ寒さも彼岸まで

と言われていますが、

まだまだ寒い東京。

とにかく春のお精進料理を作りました。

昨日購入のノカンゾウとフキノトウを天ぷらに加えます。

お供えは後でお下げしていただきます。

posted by 寺庵 at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 寺庵　和の料理

新潟の山野草

新潟村上から春の山野草が入荷しました。

葉わさび

野カンゾウ

ふきのとう
それ以外に、

春キャベツ

しんごぼう

空豆
などたくさん入荷です。
少し季節は初夏へも移り始めています。

菜の花と春雨のあえもの。

菜の花のあえものを作りました。

今回は春雨を入れています。

お皿の中は、菜の花を使った料理です。

サッと湯がいて春雨とあえました。

調味料は甘酢に胡麻油です。

昆布出汁で少しのばしました。

少し醤油を加え、味を引き締めてます。

春の香りがいっぱい。

今日の精進料理は桜の花びらを使いました。
桜豆腐です。

菜の花は辛子和え、

新ごぼうは、コトコト煮て味がしみてから胡麻をまぶしています。

かぶは五色のおなますにしています。


とてもぜいたくな一食ですね。と、
生徒さんからご感想をいただきました。

春の香りがいっぱいの精進料理です。
ご馳走様です。

ウグイスの鳴き声

昼間、庭仕事をしていたら
ウグイスの鳴き声を聞きました。

近くにいたようですが
はっきりと聞こえました。

とても上手なので、
どこかで練習をしてきたようです。
春を実感できました。

春が精進料理からやって来た

桜に菜の花。竹の子にハッサク。

今日の精進料理は春真盛りです。

飛龍頭は竹の子が入ります。

季節は精進料理から感じます。

時は待たず。

心も春になりましょう。