神無月の精進料理

今日は神無月最終日です。
今月の精進料理です。


急に冷え込んだ一日ですが、
東京にも紅葉の季節が訪れました。


明日から霜月
季節は、晩秋です。
おいしい食材が待っているようです。

かぼちゃと栗で煮もの

かぼちゃを炊くときに、
栗を入れてみました。

ちょっとだけ、豪華な煮ものになりました。
いつも炊く時と同様に入れるだけで作れます。

赤大根ミニの料理

赤大根を一箱購入です。

小さな大根はサラダ向きでしょうか、
酢漬けもおいしいので、イチ押しです。

酢に漬けるときれいな赤紫が出現。
いいえ、赤大根の色素が酢で溶けて
発色しました。

葉っぱは、さっとゆでてから刻み、
炊きました炊きました。

箸休め程度の量ですが、
ほっとできる、おいしい一品です。

神無月 最後の精進料理

今日の精進料理の中で、
生徒さんの一番印象に残ったのは、
「山路ご飯」です。

ぎんなん、しめじ、栗、型抜きで人参紅葉。
土鍋で作ったので、おコゲも入りましたが
ご飯の味も良く、たいへん喜んでいただけました。

わたしは、銀杏の飛龍頭も揚げたてなので、
格別においしく感じました。
銀杏も大粒で見た目が、プリッとしていますが、
ねっとりとした食感あります。

そして豆腐の味をじゃましない、
にんじんやしいたけの調和もよかったです。
切り方がポイントです。

砂糖じょうゆの味が定番のかぼちゃも、
白みそとねり胡麻で、
いつもと違う料理です。





おいしさを生徒さんと一緒に
楽しくいただきました。

ご馳走様です。

秋の食材と精進料理

秋の食材をそろえました。

きのこ、菊の花、ほうれん草、新米、さつまいも、柚子、銀杏などです。
出来上がりは、このお膳です。

これは入門コースの、
おいしい一膳です。

鱈のきのこあんかけ

生鱈を使った料理です。

塩をふった鱈に小麦粉をふり、
フライパンで両面を焼きます。

別の鍋できのこあんを作ります。
たっぷり野菜と茸が入ったあんです。
濃いめの味がサッパリとしている魚に合います。

いい味出汁てる、ダシ講座

今日は、「いい味出汁てる、ダシ講座」を開きました。

出汁とは何か、定義から始まり、
食文化、出汁の歴史、味、うま味の話、
次に四種類の昆布の試飲をし、感想をいただきました。

興味深いのは、真昆布の感想がたくさんありました。
「バランスの良い味。塩味もあり、磯の香り。」
一方、利尻昆布は、「あっさりとした甘み。」
羅臼昆布は、「もっとあっさり、アサリの味がする。」
日高昆布は、「なじみのある味。」

出汁の取り方の説明後に、
調理実習です。

すべて今日の出汁を使いました。

すまし汁は、真昆布と利尻との混合。

ウットリとするくらい、
おいしい清まし汁の出汁になりました。

今日のお土産は、日高昆布と干し椎茸、

試飲で使用の昆布もすべてお持ち帰りをしていただきました。

深〜い出汁の講座、

ふだん、何気なく使う出汁ですが、
昆布により、味の違いがあり、
使い方で普段よりおいしい料理になったことに気がついていただけました。
「参加して良かった。」と笑顔でお帰りいただきました。

次回は、煮干しとカツオ節です。

秋のご飯 土鍋できのこご飯を炊く

新米の季節がやってきました。
栗、きのこ、ぎんなん、むかごなど秋の食材がたくさんあり、
秋の炊き込みご飯は、
考えるだけでも楽しくなります。

今日のご飯は、土鍋で炊く茸ご飯です。

きのこ３種類と
油揚げ、昆布出汁でたきました。
お焦げもできて、おいしいですよ。

精進料理 入門１

今日は10月開講、入門の日です。

12回シリーズなので、ゆっくりと勧めます。
精進料理の歴史から現代の意義までを話をしました。

次に調理実習です。







銀杏の飛龍頭や、さつまいもの揚げ煮、きのこご飯、ほうれん草の菊花柚子浸しなど
彩りよく、仕上がりました。
ご馳走様です。

出汁講座 1回目は昆布四兄弟と干ししいたけ。

来週月曜日に、出汁の講座一回目が始まります。
今回の用意した昆布は四種類と干ししいたけです。


おなじみの日高昆布、そして利尻、羅臼、真昆布。
戻しかたや、味を比べていただき、
どの料理に合うかなどを調理から学びます。

うま味の話から、和食などにも触れていきます。
二回目は煮干し、カツオ節です。
毎日の食事にも活用できるような内容です。

まだ若干空きははありますので、
ご興味のある方はご連絡ください。

神無月 精進料理 かぶ

今日は、かぶを使いおいしい一皿を

作りました。

かぶは皮を使います。

炒めることで、

味が染みこみやすくなります。

油揚げも使うので、

昆布としいたけのもどし汁と調味料は、

とても調和のとれた汁になり、

おいしい一皿となりました。

秋の食材をたくさん使うので、

見ても楽しい一食です。

ごちそうさまです。

曙大豆の枝豆

今朝届いた枝豆は、
山梨県の在来種の曙大豆の枝豆です。

早川町の友人から送っていただきました。
畑を作り育てたそうです。

産毛のある枝豆は初めてです。

さっそくゆでて、お供えしました。

甘い枝豆、とても味が深くおいしいです。
感謝をしていただきます。

和食は実りの秋。

山路ご飯は、お釜の蓋を開けたら
秋の香りがします。




実りの秋に感謝をしながら、
いただきます。

ご馳走様です。

和のスイーツでゆっくりと。

急に秋が深まると、
「ぬくもり」を求めてしまいます。

そんな時には、温かいお茶と
ちょっとした和菓子はいかがですか？

栗の茶巾しぼり

ちょっと重ためなのは、さつまいもです。

大学芋とも呼ばれます。

神無月の精進料理 栗

今日は神無月精進料理教室です。

大根とにんじんの胡麻酢和え、ちょっと変わった煮なますです。


最後に栗きんとん、

裏ごしをしてから、布巾にのせて、絞ります。
栗がおいしいので、
砂糖は少しだけ、使いました。
上品な甘さです。

精進料理専科 土曜日クラス

今日の座学の「米」で追記のお話が、
生徒さんと話題になりました。

お米の消費量が年々少なくなっていること、
栄養価で精白米と玄米の違い、
そして脚気のお話。
（佐々木敏先生の著書を紹介させていただきながら。）

特に脚気は昔の病気ではなく、
大震災の直後の避難所で、おこる可能性の話です。

「江戸わずらい」の話を交え、
昔の話が今も語られることは
たいへん意義があることだと、
生徒さんたちに、
理解していただけたようです。

調理実習は、
新米、かぼちゃ、ほうれん草、リンゴ、きのこ４種類、
ぎんなん、にんじんなどを使いました。

秋のお弁当、山路ご飯も好評でした。

「さつまいのお菓子、秋ですね。」

「胡麻の香りがよいので、また胡麻和えを作ります。」

「きのこのあんかけもすぐにできるので、
　料理します。」

など感想をいただきました。

次回は霜月、晩秋の料理です。
座学は色と器の話、食材は胡麻についてです。
　

和食のイロハ サンマの蒲焼き

旬を迎えたサンマを蒲焼きにしました。

ほうれんそうとリンゴの胡麻和え

かぼちゃの胡麻味噌和え

芋けんぴ

なめこ汁で一汁三菜と和のスイーツを作りました。

生徒さんは、
「秋満載の食事ですね。
蒲焼きがおいしいです！
「魚のレパートリーがまた一つ増えました。」
と喜んでいらっしゃいます。

ご馳走様です。

精進料理専科

今日は精進料理の専科の日です。

ご飯は、山路ご飯。

秋の山をイメージして作ります。　

さつまいもの甘納糖で、ご飯を炊く。

昨日築地で購入のさつまいものお菓子は、

さつまいもの甘納糖。

ご飯に入れて炊くだけです。

おいしいさつまいもご飯が炊けました。

築地ツアー

今日は生徒さんと築地ツアーの日です。
最初に米本コーヒ屋さんで、
作戦会議。
料理道具のお店、乾物屋さん、
豆屋さん、八百屋さん、魚屋さん、
そしてペッパー専門店。
2時間弱で回りました。

紅玉りんごがきれいな色です。

寺庵のお出汁セット

さつまいものお菓子、ご飯に入れると、
さつまいもご飯になります。
もちろんそのままでも、おいしいです。