
出汁とは何か、定義から始まり、
食文化、出汁の歴史、味、うま味の話、
次に四種類の昆布の試飲をし、感想をいただきました。

興味深いのは、真昆布の感想がたくさんありました。
「バランスの良い味。塩味もあり、磯の香り。」
一方、利尻昆布は、「あっさりとした甘み。」
羅臼昆布は、「もっとあっさり、アサリの味がする。」
日高昆布は、「なじみのある味。」
出汁の取り方の説明後に、
調理実習です。

すべて今日の出汁を使いました。
すまし汁は、真昆布と利尻との混合。

ウットリとするくらい、
おいしい清まし汁の出汁になりました。
今日のお土産は、日高昆布と干し椎茸、

試飲で使用の昆布もすべてお持ち帰りをしていただきました。
深〜い出汁の講座、
ふだん、何気なく使う出汁ですが、
昆布により、味の違いがあり、
使い方で普段よりおいしい料理になったことに気がついていただけました。
「参加して良かった。」と笑顔でお帰りいただきました。
次回は、煮干しとカツオ節です。